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私たち豊国が、鳶職などの職人を集めて行う最大の目的は、安全で確実な工事の標準化を推し進めるためです。具体的には、「技術・知識の共有」「技術者の育成」「工事手法の標準化」を目標としています。これらの目標を元に、技術交流会の個々のカリキュラムが組まれています。
職人の世界では、親方と子方という制度があり、親方の技術を子方が継承して行く伝統がありました。しかし、こればかりに頼ると、やはり技術や知識の偏在という不具合が出てしまいます。親方の技術に、片寄りがなければよいのですが、そのような人材は多くはいません。そこで、偏在している多くの技術を一般化し、難度の高い技術の習得することなどを主旨として、この技術交流会が始まりました。
また、鳶職をビジネスとして認識してもらうため、マナーに始まり原価意識に至るまでの知識や考え方もカリキュラムに取り入れられています。
